歴史

オルソケラトロジーの歴史は、1940年代からアメリカで発祥し、研究されてきました。
研究が1960年代に入ると、通常のコンタクトレンズよりも少しカーブがなくなったレンズが作られて、近視矯正の研究に試みましたがこの時は効果がなく終わりました。
1970年代に入り、本格的なオルソケラトロジーの研究開発が行われるようになりました。

そして、1989年、レンズのデザインが開発されました。
このレンズが寝ている時に装着しても安全な視力矯正レンズとして認可を受けることに成功しました。
このあともレンズの開発に成功し、日本では2000年5月から取り入れられるようになりました。

しかし、眼科医の間では寝ているときの装着の安全性については疑問があがり視力回復の治療方法としては世間に知れ渡るほどではありませんでした。

その後、日本でも研究が始まり、研究結果では合併症などの報告はあげられていません。
因みにアメリカを中心に、カナダやオーストラリア、アジアの国など、世界中で治療が進められています。
アメリカだけでも、オルソケラトロジーによる治療は120万人以上の実績があります。

さらに近年では研究が進められ、オルソケラトロジーで治療に限界があるとされていた強い近視や強い乱視、遠視や老眼など、レーシック手術後の近視の進行による治療などにも効果があるとされる治療法が研究開発されています。
この新しい矯正レンズは、個々の角膜にあわせたレンズを作るもので、アメリカでは既に特許も取得されており、オルソケラトロジーの進化した技術だと言えます。